万暦通宝を少々


万暦通宝も小平のバリエーションが多く、収集は楽しめると思います。

ちなみに万歴の時代には既に満州族の勢力は拡大しつつありました。明朝衰退の傾向?


下図の物は篆書の銀銭です。篆書の万暦通宝という自体が見た事無いですな。

これは民鋳の蓄財用か、本当の珍品か、シルバーアクセサリーの工芸品か?




下図の左側はよく見る大字です。でも直径が大きいですな。祥銭か母銭でしょうか?

右側は背逆孕月と半月?でしょうか。カタログには未記載。





下図の物は折十サイズの背辰。

たまに見ますがカタログに載ってない物ですな。正式な発行か花銭か不明です。


※追記です。これの正体が判明しました。安南の大銭です。(2014.02.13)

 謎古銭を収集すると何かと手元に集まってしまう安南の珍銭。避けては通れないか?




真贋は永遠の謎。あら新さん、辰って辰五郎親分の事じゃなかったのね?

→次のページ