大銭 明命通宝1


明命通宝の小型の普通銭はこちら→ 明命通宝

大銭だけど歴代銭ではない物(絵銭の類)はこちら→ 景興大銭、 紹治大銭


Barker先生の書籍には大銭の一覧表が掲載されています。

Barker先生のサイトにも一覧表がありますが部分掲載となっております。

  こちら→The Large Cash Coins of the Nguyễn Emperors

よって当方のサイトでも一覧表は非公開とさせて頂きます。


美号大銭ですが当方はちょっと研究が足りず確証がありません。

世の中には文字形状が違う物とか材質が青銅質の物なども出回っている様で、

そういった物は当方としても怪しいと思いますから入手しておりません。

まあ材質は真鍮質ならOKかも?という事です。

ただ当方の所持品でも素地がザラザラしている物があり、そこが不安材料ですな。(爆)


銭の重量ですが、Barker先生の掲載品を見るとバラ付き加減が判りますな。

当方の所持品も真ん中くらいの重さで、24g〜28g程度の重量でした。重さはOKという事です。

彫りが浅く見えるかも知れませんが撮影方法の影響です。(爆)


評価のマークは書籍にも掲載されておりません。

物にも依るでしょうがくらいと思います。






明命通宝 六府孔修三事允治

これはBarker先生の掲載品と酷似している様に見えます。


Barker #144






明命通宝 如山如川如岡如阜

材質は亜鉛分が少な目なんでしょう。赤味を帯びた錆色です。銅色は薄黄色の真鍮です。

最初の「如山」が上じゃなくて右にあります。これはひょっとすると珍品かも?

背の角度が90°ズレているエラー銭ですかね? まあ信用も半回転と言う事で。(爆)


Barker #151






明命通宝 君く臣く父く子く

Barker先生の書籍に掲載されている書体と比較しますと、少し異なっています。

面の文字は同じ様ですが、背の文字が違います。当方の所持品は筆先が尖っていて、

カッコいい文字になっています。ポジティブな解釈ですな。(爆)


Barker #153






2017.02.16 下記の偽物について追記掲載。

わかりやすい偽物という事で、下図の画像を無断で拾ってきました。ごめんなさい。

トリミングは当方が行いました。


「君臣」じゃなくて、「君巨」って、ちょっとアンタ。

あ〜あ、やっちゃった。(爆)





材質も真鍮質と言うよりも青銅質ですな。錆も特徴のある偽物の錆です。

この偽物も500円くらいなら許せるでしょう。

ほんのり笑えるアイテムですな。(爆)


2017.02.16 ここまでを追記。








明命通宝 王道蕩蕩聖謨洋洋

Barker先生の書籍には写真の掲載がありませんが、一覧表には載っています。






真贋は永遠の謎。

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