安法手2  手類銭



聖元通宝

左は少し大き目の物22.2mm。

真中は重文エラーです。エラー銭の所で掲載しました。

右は闊縁ですな。


              Barker #138.1 






紹豊元宝

左は中サイズ21.9mm。 陳朝の歴代銭の所で載せてみましたが、まあ安法手と思います。

真中は普通形状の普通品です。

右は紹平豊宝。それとも紹豊平宝? サイズは中。豊の字は紹豊元宝よりも略筆。


Barker #18)






紹平豊宝 (紹豊平宝?)

左は普通サイズ。こちらは細字?

真中は小さ目の普通品。

右は正字刔輪のタイプ?


(2020.05.14 右を追加。)





左は紹平通宝。中サイズ。歴代銭の紹平通宝とはかなり書体が異なります。

真中は紹平聖宝。直径23.4mmの最大様。

右も紹平聖宝。これも直径23.3mmの最大様。


(2020.05.14 真中と右を追加。)






左は紹元通宝

真中は紹聖元宝。直径22.8mmくらい。大様ですな。

右も紹聖元宝。 直径22.7mm。大様ですな。


(2020.05.14 真中と右を追加。)







紹祐元宝

3枚とも同じです。


(2020.05.14 真中と右を追加。)






祥元通宝

左は普通品。

真中は文字がツブレですな。少し縮小。

右は繊字ですな。「元」が非常に特徴的です。








祥符元宝

左は普通品。

真中の物は別版にも見えますが単に出来が悪いだけかも。

右は直径23.3mmの最大様。


(2020.05.14 右を追加。)





左も祥符元宝で、直径23.4mmの最大様。

真中は祥聖通宝の最大様ですな。23.5mm。

右は大和通宝


(2020.05.14 左と右を追加。)




左は太平聖宝。短冠宝。莫氏の銭で登場しました。

真中も太平聖宝。こちらは長冠宝。

右は太聖通宝


Barker #54

(2020.05.14 真中と右を追加。)






真贋は永遠の謎。 安法手は特に尨字を分類しないでしょう。

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背の縁も郭も無い真っ平らの物を古銭用語で夷縵と言いますが当方は使いませんな。

夷=平ら、縵=垂れ幕の布地。縵面=出目の裏側。 だから縵面という用語は賭博用語です。

つまりサイコロとか銭を投げて下に敷いた布地に触れた面を縵面と言う訳ですな。

夷縵も賭博から派生した用語でしょう。使わない方が良いんじゃないでしょうか?

 

絵.手類

  1. 大法國之安南 當二

 安南銀銭

  1. 明命通宝 大南国門宝

  2. 富貴康寧 背鳳凰

 咸宜重宝、啓定重宝

  1. 景興大銭、 紹治大銭

 万暦通宝

  1. 金帯通宝、立元通宝

 輸入銭、功高泰岱

  1. 安法手1

  2. 安法手2

  3. 安法手3

  4. その他の手類銭 1

 紹豊手,称法手, 皇恩手

 明宋手

  1. その他の手類銭 2

 爪正隆手, 別炉正隆手

 結淳熈手

  1. その他の手類銭 3

 祥宋手、平南手

  1. その他の手類銭 4

 紹符手,乾元手,裕民手

  1. その他の手類銭 5

 萬劫手、異書景祐手

 濶縁手、祥符手

  1. その他の手類銭 6

 建文手、祥聖手

 永定手、 祥元手

  1. その他の手類銭 7

 天平手、繊字元豊手

 繊字至道手、

 亀宝至道手、

 異国唐国手、

 蝕字景徳手、ペン書手

 安南寛永





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