嘉靖通宝から少々      (2013.11.03 このページを追加)


怪しさ満点ですが勇気を振り絞って掲載してみようと思います。(爆)


下図は折十銭の小字です。背十一両。  コメントしようがありません。真贋不明です。


11両って半端だな? サイズが折十で、「十」。価値が一両だから「一両」。




下図は特大型、重輪重好、と言われる物。 これも真贋不明です。

書籍「中国古銭大集」や「上海博物館蔵銭幣」に掲載の拓本とは違いがあり疑わしい。

本物ならば内廷あるいは寺観供奉大銭との事です。




これと同一版の大銭をブログに掲載している先生も居ります。

明珍《嘉靖通宝重轮重好》水坑大钱赏析

当方としましては安易に信じられませんな。




(2015.09.21 下記の追記。)

こちらは別の先生が所持している品物→・・・(リンク先ページ消滅!)

つまり出回っている品物は上に掲載した物と同一版。

「上海博物館蔵銭幣」などに掲載されている拓本と同一の版の物は全く見掛けないという事。

書籍が出版された後で似せて作ったと考えるのが妥当なのか?

わからんですな。







真贋は永遠の謎。

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