古文銭


古風な味わいや、美しい書体とか、迫力とか気品とか、ロマンがあって楽しめます。

歴史を感じますな〜、とか書いちゃったら21世紀の偽物だったりして。(爆)

そんな小っ恥ずかしい古銭サイトは当方も御免ですよ。(爆)

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このカテゴリーは古文銭です。当方は古文銭をあまり持っていません。

少々淋しい内容ですが、話題のネタになる物や偽物との比較でお茶を濁そうと思います。(爆)

宜しければご覧下さい。


古圓法または環銭圜銭という銭は次のページでも何枚か載せていますが、

春秋戦国時代の諸国と周、秦あたりで鋳造されたという事で御座います。

当方も参考になりましたがwikipediaにはこんなページもあるんですな。中国の貨幣制度史


さて、下図は垣字銭。これは「日本貨幣カタログ」に載っている有名品です。

カタログの拓本は小さいですが、下図の物は直径40mm以上で、この大きさが普通です。


要素が丸と線しか無い。

見れば見る程何かね、ボロい鋳物工場で偽造した様な雰囲気です。困りましたな。



入手を検討される方は専門書も買いましょう。図版だけのカタログは役立たずです。

直径 重量 厚み 断面形状 文字の特徴 個体差 等々詳しく書かれた本が必要です。

古文銭の参考書を持っていない当方などは自爆ですよ。

まあ、買った後にルーペで見るんですな。手遅れかも知れませんけど。(爆)


眼力を養う方式もあります。

安い四銖半両とか五銖、同じ時代の基準とする銭を手に入れる訳です。

もちろん基準の銭は信頼のおける店で確かな物を入手して下さい。


緑の錆は怪しいですよ。銭の特徴は錆があるとマスクされて判らなくなります。

つまりですな、文字も見ますが、文字のすぐ脇の素地なども見る訳ですよ。

錆びなんて簡単に出来ますから。例えば微粉末の砂埃と一体化した様な錆とかありますな。

銭を埃と共にサンポールに漬けてそのまま土に埋めておきます。いい塩梅で出来ますよ。

ボロ錆の古銭は本物であっても敬遠したいです。




真贋は永遠の謎。 大金をつぎ込んではいけません!入手する貴方は散財家。(爆)

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