㋺ 清 (2015.05.06 サブメニューの構成を変更。 少々加筆。)
清朝銭に関しましては、詳しい日本語の清朝銭サイトも多数あるので他がおすすめです。
このサイトでは公開できる清朝銭が少ししかありません。
よって後金銭、清朝花銭を加え水増し増量しました。変な物はあるかも?(爆)
どうしてか書きますと、
所持品の中から偽物っぽい清朝銭を除いたら安物しか残らなかったんだな。(爆)
清朝銭の珍品は、確かな研究書などを入手して収集する事をお勧め致しますよ。
宣統通宝の所に書きましたが、普通の小平銭でも模造品であふれていますよ。
元朝銭も偽物が多いですが、それと同じ様な感じで、
北方異民族の満州人に支配されたと言う屈辱が偽物大増産のエネルギーなのかも知れませんな。
下図はよく見る清朝銭。真鍮色してますね。5円玉と同じ色で親しみ易い?
サイズですが下図の順治通宝とか折二でもないのにデカく、開国の勢いを感じますな。
(昭和40年代後期に入手した本物古銭です。左下は不明。)
清朝の源流は女真族です。
女真族は金朝を興しましたが、モンゴル帝国によって滅ぼされてしまいました。
元朝の支配を受けつつも女真族は生き残りました。
更にその後、李氏朝鮮の侵略や明朝の支配にも何とか耐えまして、
自らの呼び名をマンジュ(満州)と改めて、後金国を設立します。
このページから2ページ後ですな、最初の方にご紹介する古銭が後金国の銭です。
満州人の後金国は清朝と名を変え、漢民族の明朝を征服し大陸を支配する事と成ります。
こういう歴史の流れをイメージすると中々に面白いですな。
さあ皆さん歴史を調べましょう!
満州の歴史は共産党の政策に組み込まれ、中国領土の拡張に利用されています。
現代の満州族は他の漢族などと区別がつかない程に同化政策が進んでいます。
民族のアイデンティティーが政策によって消滅させられる、それが中国共産党。
マンダリンは満大人(マンダーレン)が由来というのは嘘らしいですな。
チャイナドレス等いわゆる中国風のイメージは満州族の伝統です。
真贋は永遠の謎。見た目が完全に満州人というフーマンチューとラーメンマン。