天啓通宝を少々


天啓通宝もバリエーションが豊富ですな。


下図の物は小平の背入です。2枚とも同一版です。背の「入」も判り易いですが、

面の「啓」も戸の払いが跳ねていて特徴があります。

天啓通宝の中では地味なので売れ残ってました。入手の後は見掛けていませんな。


(例の入り口はここ?うほほ行ってみよ行ってみよ?)




下図の左は折五サイズの背五です。これは試鋳との事です。

右側の物は折十の背日月紋。背の紋様が異様ですな。

下図の2枚ですが、何となく怪しい気がしないでもありません。

左は少し文字が違う気がします。右の物は直径小の可能性も有りますが確定できませんな。

※追記ですが、中国古銭大集の縮尺率が非常に怪しい事が判りましたから判断保留です。


(何ちょっとー凄いなアレレ5分しか経ってないのにもうキスマーク付いとるー?)




下図の物は背八月四星紋。折十サイズで、これまた背に特徴があります。

大きさも文字の見た目も良さそうですが、背の紋様がちょっと何かナニかも知れません。


(ァお客様ァclub-10K恒例のォダンスゥショーがァスタートで御座いますゥ?)




下図左は見た目におかしい物。アホですな。中国古銭大集では400元の評価額。

真中は何の変哲もない普通品。真鍮質です。後の清朝銭につながる文字形状、材質ですな。

右も安価、背工で全くの普通品。      (2014.11.01 3枚を追加。)


(西も東もどっちを見ても天国じゃ〜!  いやもう完璧にエロですよ?)




真贋は永遠の謎。(爆)

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