西王賞功を少々


明朝末期に農民反乱軍が反旗を翻しまして、張献忠という人が「大西」国を興しました。

その時に大順という元号を制定した訳です。(1644〜1645年)

自らを「大西王」と称し報奨金を作ったのが「西王賞功」銭ですな。


直径50mmくらいです。 金、銀、銅の他に、たくさんの偽物が存在します。(爆)


下図の2枚は銅製のものと白銅製のもの。真贋不明としか言い様がありません。


下記の5行ほどを追記。 2014.08.29

本物そっくり!と思いますが本物を母銭に使った複製銭かも知れません。

「西」の上部、縁の部分が少し引けていますが、同じ様に引けている物を見た事があります。

木箱に入って保証書付きで本物として売ってましたよ。絵銭とリボンもついてました。

それも詐欺かも知れませんな。(爆)



下図の白銅銭は「西」の上部に引けがありません。




安ければ参考品。高ければ偽物と考えた方がいいですよ。



小さめの西王賞功で文字がボテッとした物が出回っています。そちらは偽物?

以下の物は知られていない西王賞功です。市場でも見掛ける事は無いですな。

下図は小平銭。この小平銭は稀少品かも知れないぞ!




下図は折三銭〜折五銭。これももしかして稀少品かも?






真贋は永遠の謎。ファミレスにて会話中にショーコーと言えば通報され。

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