㋺ 千秋万歳1
右の上下は銀銭です。
左上は2枚分の厚みで万が丂みたいに見えますな。
左下は3枚分の厚みがあります。
下段の中と右は2枚分の厚み。背は何でしょう? 龍という説が一般的ですが。
並び順に対して整理しますと、
2枚分 普通の厚み 普通の厚み、銀
3枚分 2枚分 2枚分、銀
下図の古銭は篆書の物です。
左が大祥、真中が普通品です。真中の物と完全同一版が多いです。
右の物は完全に偽物です。偽物セットの中の一つで良く出来ています。皆さんもご注意を。
(2014.04.07 右の偽物1枚を追加。)
拓本を元にして作ったんでしょう。この様な偽物には細部に特徴があります。
詳細に観察して特徴を掴むしかありません。
下図の古銭は中型サイズの物です。
左は万が丂になってますな。だんだん漢字から離れていきます。
真中と右はもっと怪しい漢字になりました。「千」しか判りませんな。
真中の物は薄い(普通の厚さ)です。
下図の物は中型とやや大型の物です。
左上は合背です。
左下は鏡で映した様な反転型で、ますます読めません。ただし銅質に疑問有り。写しか?
右のは読み順が上右左下でキッタンぽい自由を見せつけますな。
別版は無いので、秋の下にあるポッチも背の月もセットでご提供頂けてます。
真贋は永遠の謎。