喬龍謝鐘


けっこう入手が難しい、こういった銭が何故か知りませんが入手できました。

「喬龍謝鐘」銭です。「喬龍謝銭」という説の大先生も居ます。



参考書「遼西夏金元四朝貨幣図録精選」の360ページに、

「家国永安」銭の写真があります。その背は「喬龍謝鐘」です。

書体は違いますが「鐘」ですな。よって当方は「喬龍謝鐘」説です。

ちなみにその喬は蚕に見えます。(爆)


上に掲げた物の背にヒビみたいな所がありますが、そこは段差です。

無いやつの方が多いでしょう。

同じスジ入りの銀銭も見た様な記憶があります。



下図の物はスペシャル型の鍍金銭です。



出ましたな背の謎の記号。また宇宙文字でしょうか?

普通に配置すればいいのに、なんでこういう配置なんでしょう?

真ん中の穴にパワーが集まるとでも言うんですか?


ある大先生の記事では、その記号は「皇」または「主」であるとの事。

契丹小字を変形させて作った花押であるとの説です。


ところで気付いた人が居るかどうか判りませんが、8個ある記号のうち、

下の記号だけ点が1個ないですよ。同様に、契丹文字銭「福寿永昌」のスペシャル版で、

「皇」の花押が上下にある物が存在しますが、下側の「皇」の字は点が付いていません。

これもエラい発見でしょうか?何かの意味があるんでしょうか?

判らんです。


代背契丹文“主”字钱    鎏金“乔龙谢锺”背八主大钱鉴赏



真贋は永遠の謎。金鳥が本物とすれば、アース渦巻香は何?

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