㋺ 和同開珎、開基勝宝?


和同開珎は江戸時代の昔から収集家の興味を引き続けたという、魔の古銭。

まあ富夲銭とか和同開珎も地鎮とか呪術的な使い方をされていた様です。


羨望と妬みの霊波動が暗緑色の錆となって表面を覆いつくそうとしています。(爆)

そういう訳か何か、昔から偽物が作られている、まさに魔の古銭です。

日本貨幣商協同組合の鑑定書付きの物を入手すれば、手放す事態が生じても安心です。

(鑑定書の偽造もある様なので有名店で入手される方が宜しいかと存じます。2014.12.23)


左「和同開珎」ボケ書体で文字が小さく、古和同風味ですな。イケません。

中「和同開珎 笹手」これも古和同ですか。古和同が沢山出てくる訳ないでしょ?

 薄いです。笹手の同一版はオークションでよく見かけますよ。(爆)

右「開基勝宝 銅銭」よく見る偽開基と違い大字です?

 ゴールドで作ると高くて買う人が居ないから銅にしたんでしょうか?



ちょっと視点を変えて下図の物は如何でしょう? 別版ですな。(爆)


この3個はガシャポンのオモチャです。亜鉛ダイカストに無電解ニッケルメッキ?

色染めは黒ニッケル処理とか黒クロメートとかの工業用語を検索しましょう。

素人でも偽物と判る罪の無い奴です。でもマニアはこれじゃ駄目なんでしょうな。

古銭マニア的には上段の悪意ある偽物の方が好き?



下図はこりゃ完全にアレだという、何故デカくしたのでしょう?文鎮か置物?

作りが文鎮とかじゃなくて古銭ぽいですな。本格的ファンタジー大銭?

中国のどこかの歴代王朝が作った和同開珎の模写銭だったりして。






真贋は永遠の謎。サルでもわかる偽物。

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↓ 先生のそれも偽物ですよ?

日本珍泉《开基胜宝》小平铜钱展赏

《和同开珎》超级镇库大钱

《隆平永宝》御书版小平展赏

日本幕府铸《银代通宝折二银钱》珍赏



くだらない追記で御座います。 上に掲載した古銭を偽物と考えるのは妥当ですな。

でも、こんなロマンはどうでしょう?

Wikipediaの「和同開珎」のページにも記載されてますが、渤海国の遺跡から出土しています。

つまり渤海国には確実に渡っている訳です。

当時の昔に、渤海使への贈答用として日本で作った特別の鋳造ロットかも知れません!

あるいは渤海国以降の後継国や関連国で、銭銘を借用し試鋳したという可能性もあります。

開基勝宝の方は金銭を作る時の母銭とも考えられます?

仮説です!


まあ都合の良い妄想とも言いますな。(爆)

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