阜昌元宝、通宝、重宝

斉という国の貨幣で阜昌は元号です。斉で調べても検索が難しいので「劉豫」で調べる。

そうすると出てきますな。南宋の役人だけど金朝に降伏して金朝の傀儡政権「斉」を作る。

そんな時代の古銭で御座いました。




下図の左は阜昌元宝の小平。

下図の真中は阜昌通宝の折二銭。右も通宝の折二銭ですが篆書で鍍金。


(寓話:3枚の偽物。)






下図は阜昌重宝の折三? このページの中では最も有名で入手しやすい阜昌銭です。

左は本物と思います。

右側は金朝銭風ではなく粗雑な砂型の感じでボケてます。凄く怪しい。偽物だな。

(2013.07.06 左の銭を追加。)


(ボロ古銭1枚なら簡単に割る事が出来る。)







下図は極薄い鍍金で合背。サイズが小さくなってますが、こっちは大丈夫でしょう。


(それでは3枚の偽物を重ねて割ってみよ。)







下図は阜昌通宝の折十です。 多くの参考書にも掲載されています。

左は楷書。良い感じ。

右は篆書です。こっちは背星ですな。         (2017.08.19 左の銭を追加。)


(できぬであろう。)








下図は阜昌元宝の鎮庫大銭。   金珍《阜昌元宝》篆书大型镇库与开炉钱


(かように偽物3枚が協力し本物に打ち勝つのじゃ。)






上記の物以外にも多くの種類があります。

阜昌元宝の小平 篆書、阜昌元宝の小平 大字 篆書、 阜昌元宝の寛縁 折二。

阜昌通宝の折二 搾縁 楷書、阜昌重宝の折三?篆書など。








真贋は永遠の謎。かくして偽物の世となり本物は消え去ったのじゃ。(怖)

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