至元通宝(世祖)

元号の至元は2回あります。至元(1264-1294)、 至元(1335-1340)。お調べ下さい。


下図の至元通宝は、至元22年(1285年)の試鋳だそうです。

パスパ文字の物と漢文、それぞれ小さい物から折三サイズまで色々あります。

左下の物は銀銭です。右の物は「大字」で、銀メッキの痕跡がちょっと残っている物。



上=至、下=元、左=通、右=宝、中国語の音写で書かれているそうです。(大きい方。)

読み順が普通の古銭と違いますな。

小さい方は文字の並び順が上右左下の様ですな。





真贋は永遠の謎。

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