㋺ 紹興元宝、通宝 (西遼)
下図は紹興元宝です。
どうやら小平しか無い様です。これもぴったり同一版です。
「興」は当方には判読不明でしたが、簡体字では「兴」なので問題無いでしょう。
当時から草書などで兴と略していたのでしょう。
南宋の紹興元宝は楷書と篆書で、遼銭の様なぺにゃちょこ書体ではありませんな。
紹興通宝です。やっと入手できました。ほとんど見掛けません。
文字が太いですから紹興元宝を改造して作られたのは確実です。
こういった品物は海外オークションでも見つからなくなりました。
あとは北京の骨董市場で探すしか無いのか?
まあ海外に流出しないくらいに中国本土でも少なくなっていると思います。探すのは困難かも?
いや〜、天津も大爆発しちゃったし、もう中国には絶対に行かないぞ!(爆)
真贋は永遠の謎。「紹」の字も「絡」に見える。