契丹銭樹 天禄通宝

これも入手のチャンスに恵まれました。契丹銭樹です。


さて、契丹銭樹という物には疑問があります。

銭樹と枝銭を分ける、違う物として考えてみる、まあ当方オリジナルの妄想です。

参考書「契丹銭樹鑑賞与投資」にも銭樹の他に、鋳銭用の枝銭が16種掲載されています。



下記はリスト化した疑問点です。(遼の枝銭、銭樹のみが対象)

・契丹銭樹は棒が長く、湯口を折って削除加工してあります。

・契丹銭樹は棒と銭が切り離しにくい形でくっ付いています。

・銭の向きがバラバラなのが枝銭。契丹銭樹の銭の向きは全部が上向き。

・枝銭ならば確率的に光背の物が多くなるはずが、契丹銭樹は背月、背星が多いです。

・枝銭はどれも10個の銭が付いており、計画上も作成後も10の倍数で管理し易い。

 しかし契丹銭樹は9個や7個の銭が付き、鋳銭用ならば管理に計算能力が必要になる。





よって契丹銭樹は鋳銭用とは考えにくい訳です。それでは何なのでしょう?

大先生の説明でも何らかの宗教的な用途との事です。祈祷用とか?


フフフ判りましたか?

当方の説、こいつは霊剣なんです。(爆)


頂点の1個が折れて欠けているのが惜しい所です。次ページも参考にして下さい。




日本にも七支刀という物がありましたな?


契丹銭樹と枝銭、

両者の中間的な性質の物を所持されてる先生も居る様ですが、全長が短過ぎるとか、

棒の部分の断面が三角じゃなく四角とか、類似品がありません。もしくは偽物。

よって、そういった珍奇な物は例外と致します。




この霊剣ですが現状ですとナマクラなんです。霊力の込め方をおしえて下さい。





真贋は永遠の謎。 怪しいジャンルです。創作古銭かも? 入手する貴方は散財家。(爆)

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