背百文の謎


ここに至るまで色々ご紹介した中で、スペシャル銭と呼んでいる物がありましたな。

(スペシャル銭についての見解は →千秋万歳4に記載。)

そのスペシャル銭ですが、「背百文」という物があるんで御座います。

jau=百、 
w-un=無、あるいは 文。

上から「大康通宝 折五 背契丹文”百文”」

真中が「乾統通宝 折五 背契丹文”百文”」

下が 「咸雍通宝 折五 背契丹文”百文”」


そして更に、


上から「大安元宝 鍍金 折五 背契丹文”百文”」

真中が「壮国元宝 鍍金 折五 背契丹文”百文”」

下が 「寿昌通宝 銀銭 折五 背契丹文”百文”」



他にも存在するかも知れません。

これら「背百文」銭ですが、偽物説があります。百文って何よインフレか?という話。

ところが、色々な収集家の先生方も所持されて、どうも偽物っぽくないよ?

と言われ始めまして、偽物判定は保留でしょうか、研究中なんですかね?



大先生は下記の様な説を唱えております。

関連する可能性がある物として、右図の銭牌があります。

写真じゃなくイラストですいません。五京伯文钱牌综考

銭牌というのは南宋末期の物が知られていますな。

まあ右の銭牌は「中京伯文」と書いてあります。

「中京」は、都市の名前で「中京大定府」の事と思います。

「伯」は、中国語では「佰」と同じ発音で、「百」の事です。

「伯文」→「百文」となりましたね。 →「伯」の別例



「伯文」から先は当方も判りませんな。(爆)

違った観点から何かヒントは無いでしょうか?

本当に百文なんでしょうか?

下の文字は「無」かも知れません。→「福徳無尽」銭


百が数字じゃない場合、読みが jau 爪、招、朝、着 ??

下の文字は w-un で、無、母、舞、務 ??

何か間違ってる気がしてきた。


やっぱり「百文」かな?(爆)






真贋は永遠の謎。怪しいジャンルです。創作古銭かも? 入手する貴方は散財家。(爆)

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契丹文字の読みと解釈は全て他所からの引用です。