崇徳通宝、崇福通宝


下図の右「崇福通宝」の背に特殊な物が付いてますな。これはどうも西遼の銀銭らしい。

西遼銭に 崇福元宝 がありますが、崇福元宝の特殊版と思います。

背の下側にはイチジクみたいな形の中に「未」と書いてあります。

背の上側は羊と言うよりもヤギ。


問題は下図の左「崇徳通宝」銀銭。背が隣の崇福通宝と同じデザインなので西遼銭です。

当方非所持ですが「遼金銭幣」掲載の崇福元宝が同じ様な書体です。

背は「申」で猿ですな。それともE.T.ですかね?

崇徳通宝という銭銘も謎で、崇福じゃ駄目だった理由は何でしょう? 崇徳って何?


光っちゃって画像にするのが難しい。


けっこう出っ張ってますな。モチーフは中央アジアっぽい雰囲気がします。


崇福の時代は申年が2回あります。崇福元年と、崇福13年。

未年は 崇福12年のみ。


銭銘が「崇徳」の意味は当然ながら珍品過ぎて調べても何にも出てきません。不明です。

背の申と未以外の干支も出てくればヒントになるでしょうが、上図だけしか見掛けません。

似てる銭銘では「崇寧通宝」は北宋銭で関係なし。「崇慶通宝」は金朝銭で関係なし。

そうやって調べるうちに遼銭と関係無い崇徳通宝が見つかっちゃったアララ...。




真贋は永遠の謎。 怪しいジャンルです。創作古銭かも? 入手する貴方は散財家。(爆)

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崇福通宝 背”未” の方は大先生が所持し公開されていた様です。

こちら↓のリンク先ページの、下から2番目の銭ですな。

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