㋺ 永隆通宝 背閩の銅銭、閩の開元通宝 [閩]
まずは永隆通宝から。
左のは黒焼けで、右のは錆が薄い。
これも普通は鉄銭とか鉛銭とからしいんですが、下図の2枚は銅銭です。
書籍「中国銭幣大辞典」には鉄范銅が発見されたという話も載っているとか?
母銭なんでしょうかね? あるいはイケない作品とか?
下図は鉛製の開元通宝で「背”福”」です。2枚じゃなくて、同じ物を違う方法で撮影しました。
色がおかしいのは画像化を工夫して文字を判読出来る様に操作した訳です。
背福は安価な部類と思います。
そして下図は大型の開元通宝。左が背巨星、右は「背上”閩”下月」。いずれも銅ですな。
左の物は通常は鉄製ですが、銅製の物は稀少と言われています。
右の物は通常なら鉛製か鉄製で銅製の物は不明ですな。
見た目はいかにも閩という感じで本物っぽく見えます。母銭なんでしょうか?
(2013.12.01 右の銭を追加。)
これはボクちゃんちょっと期待しております。
真贋は永遠の謎。
閩の開元通宝